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英語
大きく分けて@単語・熟語 A文法語法 B読解 C英作文 に分類できると思います。@については
とにかく何回もやるしかないでしょう。ただ紙に書きまくって覚えるよりも何度も発音した方が忘れにくい
と思います。
次にAですが、稀に早慶上智で出題される様な難問対策は必要ありません。そんなことに時間を
割くのなら@をやる時間を増やしましょう。また、講習会で文法語法対策の講座は時間とお金の無駄です。
独学で十分。僕の場合、ネクステージという本を何度も繰り返し、センター試験一ヶ月前から英頻で仕上げ
ました。
Bは特に力を入れるべき分野であることは常識です。ただし、パラグラフリーディングなどの方法論
は必要ないと思います。ただ漠然と内容を追うのではなく、センテンスのつながり、意味の展開を意識
しながら読む訓練をしましょう。これは結構自力でやると難しい(自分だけ?)ので、最初はかなりゆ
っくりで構いません。やみくもに読んで大雑把に内容把握をするよりは、きちんと文章のつながりを細
かく把握し、テーマを掴むことの方が重要です(大まかな意味でいい、という人もいますが僕は反対派)
。また、英文は何度も音読しましょう。
Cは私立志望の人には馴染みの薄いカテゴリーですが、Bの読解能力を高め、@とAの知識を定着させ
ることができます。英文を書くという行為はBの英文を読むのと反対の立場にあるものですが、英作文
の練習をすることによって純粋な語学能力を高め、それが読解力を高めることにつながると思います。
小論文
この教科に必要なものは様々な分野の知識のインプットと、文章の展開法則についての知識
の二つだと思います。知識は岩波新書などを読むよりも、予備校から出版されている小論文問題
集(代ゼミの小論文ノートなど)でインプットした方が時間の節約になるでしょう。文章法について
は弁証法の知識と、論理の基本(具体⇔抽象、因果関係など)をおさえておけば十分です。これを
知っておけば英語や現代文の難解な文章読解にも有利になります。(振り返ってみると小論文が書ける
様になってから英語や現代文の偏差値が上がりました)
数学(文系数学)
数学は解法パターンの暗記をすればある程度は出来る様になる(偏差値60程度)と思います。
ですが、それ以上のレベルに到達することはおそらく不可能です。少しひねった問題を出されると
手も足も出なくなってしまうのではないでしょうか(自分の実体験です・・・)。原因は解答の
カギとなる問題の特性に気付いていないからです。それを克服するには、式の裏に隠された意味
(例えば x^2-4x という式は二次関数上に表して図形的に表せる、など)を意識すればかなり違って
くると思います。また、出題分野ごとに解答のカギとなる特性が存在する(と授業で講義してました)
ので、それを自分なりにパターン化しておけばかなり上達するはずです。
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